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内面を表す「月星座」と、外に表れる傾向を示す「太陽星座」の相性を知る

月星座と太陽星座のバランスこそがその人の本質を表す

あなたは自分の「太陽星座」と「月星座」を知っていますか?
雑誌やテレビの星占いでおなじみの「○○座」というのは、実は「太陽星座」と呼ばれるもの。
一般的な星占いでは、この太陽星座だけで運勢や相性を占っています。
これは確かにお手軽でわかりやすいのですが、長い長い歴史を持つ本来の占星術からはあり得ないこと。
ご存知のように星占いで使われる星座は12種類ですから、すべての人の個性や運勢、相性をたった12種類に分類してしまう、かなり大雑把な手法です。

人が生まれた瞬間の天体図を切り取った、世界に一つの見取り図を読み解くのが本来の星占い

そもそも太陽星座とは、その人が生まれた日に太陽が運行していた星座を表すもの。
本来の占星術では、太陽だけでなく、月や火星、金星など10の惑星について、その人が生まれた瞬間の位置を割り出します。
それが図として描かれたものは「ホロスコープ」呼ばれ、これは一人として同じものがありません。
10の惑星はそれぞれ意味を持っています。
太陽が表すのは、その人が目指すべきものや、社会に向かって表現されるものなど。
つまり、内側にあるあなた本来の性格というよりは、外に向かって発揮されるべきものを表すのが太陽星座なのです。

その人が持って生まれた性格や本質を表すのは「月星座」

そして、太陽と対をなす存在として重要なのが「月」です。
月星座は太陽星座とは対照的に、その人が本来持ち合わせている性格や傾向、欲求などを表すと言われています。
つまり、がんばって「こうしよう」と目指す方向ではなく、あなたが本来内側に備えている性質を表すのが月星座なのです。

外に向かう傾向と内に備えた性質、その相性とバランスがその人を作る

私たちは誰でも「外」と「内」を持っています。
光と影のバランスが私たちに美しい景色を見せてくれるのと同じように、私たちも外に向かっていくものと、内側に秘めたものをうまく統合させて(時にはそのバランスを失って)自分とうい個性を形作っているのです。
眩すぎる光だけの世界では何も見ることができませんし、同じく影だけでの世界でも暗すぎてやはり何も見ることができません。

太陽星座と月星座を対で考えることで、あなたへの理解が深まる

太陽星座と月星座の相性も同じ関係にあります。
一人の人間というのはとても複雑な存在。
アニメのキャラクターのように一面的な人などいませんし、そんな人がもしいたとしても、まったく魅力的ではないでしょう。
だからこそ、太陽星座を見る時はその人の月星座もセットで考えることで、一人の人間という存在をより深く理解できるようになるのです。

太陽星座と月星座の組み合わせは144通り

外に向かう傾向を表す太陽星座と、内に秘めた性質を示す月星座。
それぞれの組み合わせは144通りにもなります。
たった12種類の星座の性質ですべての人を分類してしまう、一般的な12星座占いと比べるとそのバリエーションの豊かさは歴然。
もちろん、もっと複雑な世界に一つだけの天体図(ホロスコープ)を読み解く本格的な占星術とは比較になりませんが、太陽星座と月星座の相性を知ることは、他の人とは違う、あなただけに与えられた使命や性質を知るための大きなヒントになるでしょう。

太陽星座と月星座の相性 バランスが取れている人といない人

144通りものバリエーションを持つ太陽星座と月星座の組み合わせ。
太陽星座の性質と月星座の性質は似通っている方が相性がよいのでしょうか?
それとも、正反対の方がバランスがとれてよいのでしょうか?
私の太陽星座と月星座の相性は?と気になられる方も多いはず。
月星座は、太陽星座と比べて調べ方がやや複雑です。
自分の月星座、そして太陽星座と月星座の相性をチェックしたい方はまずこちらでどうぞ。

太陽星座と月星座の相性を調べる

太陽星座と月星座の相性に優劣はない

結論から言えば、太陽星座と月星座の相性に良い・悪いはありません。
それはあなたが生まれた瞬間に月と太陽が与えてくれたものですから、そこに優劣がなのは当然です。
ただ、それぞれに組み合わせによってその人が発揮できる力、抱える悩みなどが大きく異なってくるのは間違いありません。

太陽星座と月星座の性質が同じ場合…

例えば、同じ太陽星座と月星座を持つ人の場合、外に向かう傾向と内側に持ち合わせた性質に矛盾がありません。
この場合、本人の中に葛藤が少なく、のびのびと自分の個性を発揮できる可能性があります。
ただ一方で、その星座に欠けている性質が補われないため、良い面も悪い面も極端に表現されてしまい、ブレーキが効きにくくなる危険性もはらんでいます。

太陽星座と月星座の性質が正反対だと…

逆に、太陽星座と月星座が正反対の性質を持っている人の場合。
両極端の性質を太陽と月に持ち合わせていることで、それぞれの性質をそれぞれが補ったり、セーブしてくれれば、とてもバランスのとれた幅の広い人物となり得ます。
アクセルとブレーキをうまく使いこなせば、どこへでも自由自在に移動できるのと同じです。
ただ、両極端の性質がうまく調和せず、お互いに邪魔しあってしまうと内部に対立が生まれます。
その対立が生み出す矛盾や混乱に、本人も周りも振り回されてしまう危険性もはらんでいるのです。
これはいわば、アクセルとブレーキを踏み間違えたり、両方踏みっぱなしではどこにも行けないのと同じと言えるでしょう。

自分が持って生まれた性質を知っておくことが大切

もちろん、これほど極端でない太陽星座と月星座の組み合わせもたくさんあります。
どの組み合わせにおいても、重要なのはその相性が生み出す可能性を自分で知っておくことです。
自分が本来抱えている傾向を知ることで、様々な問題に直面したときになぜそんなことが起きるのか、どうすればそんな状態から脱することができるのか、解決策を見出す糸口がつかめることもあります。

うまくいかないのは努力が足りないから…ではないかも。

例えば、何か目標を掲げてもいつも達成できない。
誰とでも仲良くなれる人が羨ましいけれど、自分はどうしてもそうなれない。
人の気持ちやその場の空気を瞬時に読み取れるあの人がうらやましい…。
そんな悩みや「壁」を乗り越える方法も、太陽星座と月星座の相性から見えてくることがあります。
うまくいかないのは自分の努力が足りないから、自分がダメだから…と思ってしまいがちですが、そもそも太陽星座と月星座にそういう傾向を持ち合わせているからかもしれません。

自分の目指す傾向と、星座が示す傾向がマッチしない場合は?

もちろん、太陽星座と月星座の相性がこうだから、私はこういう人間でもう変えられない!ということではありません。
それはあくまで「あなたはこういう傾向があって、それは他の人と比べなくてもいい」ということです。
例えば、自分がどうしてももっと積極的でアグレッシブになりたいのに、太陽星座も月星座も比較的堅実で、おとなしい傾向を示している場合はどうすれいいのでしょうか。
まず、自分が積極的でアグレッシブでないのは、本来そういう性質を持ち合わせているからであって、それ自体は何も悪いことではないと認めてあげましょう。
そしてアグレッシブになれない自分を責めたり、嫌ったりするのをやめることです。
リンゴを、ミカンでないからという理由で責めるなんてバカげています。

自分と上手に付き合いながら、成長を目指す

それは、積極的でアグレッシブな自分になるのを諦めるということではありません。
体が疲れ果てているのに、無理にがんばろうとしてもよい結果はでません。
そういう時は、自分の体は疲れているのだと認めて、ねぎらってあげたうえで、休息をとるべきです。
目覚めてしっかり疲れがとれていれば、今度は無理しなくても自然にがんばれるはず。
それと同じことなのです。
なんでもかんでも自分の意志の力で捻じ曲げてしまおうとすれば、あなたの中に本来眠れている性質はむしろ反発するでしょう。

まずはあなたの太陽星座と月星座の相性を調べてみましょう

それぞれの太陽星座と月星座の組み合わせが持つ特徴については、あらためて一つづつ、詳しくご紹介します。
まずは、あなたの太陽星座と月星座を調べてみましょう。
太陽星座と月星座の相性も見ることができますよ。

太陽星座と月星座の相性を調べる

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