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月の満ち欠けのサイクル(ムーンサイクル)と影響力を意識してみよう

月の満ち欠けのサイクルを意識すれば、毎日がもう少し幸せに。

日々慌ただしく過ぎていく毎日。
しようと思っていたことができていない、明日の仕事や家事など、やるべきことで頭がいっぱい…。
そんな人は、月の満ち欠けのサイクルを少し意識してみてください。
月は、毎日その姿を変えています。
そして満ちていく月と欠けていく月では、その影響力が異なります。
同じ月が空に浮かんでいることがないのと同じように、私たちの日常も毎日同じなんかではありません。
月を見上げて、今日の月のサイクルを意識する…。
それだけでも、ちょっぴり心の余裕が生まれて、日々をもう少しだけ大切に過ごす、小さなきっかけが掴めるかもしれません。

今日の月はどんな月?

皆さんは、今日の月がどんな形をしているかご存知ですか?
私たちが意識していようとしていまいと、月は毎日満ち欠けを繰り返し、その姿を変え続けています。
ちなみにこの記事を書いている今日は、満月から新月に向かって月が欠けていくサイクルのちょうど真ん中あたり。
「下弦の月」と呼ばれる、半月に近い状態の日です。
月の満ち欠けを毎日チェックするならこちら

月の満ち欠けが体調やメンタルに影響する?

満月の日には交通事項や凶悪犯罪の発生率が高い、お産が多い、という話を聞いたことはないでしょうか。
また女性の場合、月経のサイクルが月の満ち欠けのサイクルと一致しているという人も少なくないようです。
こんな風に月の満ち欠けが、私たち人間の心と体に影響を与えるという説は、昔から根強く存在しています。
一方で、犯罪の発生率や出生率と満月の関係を厳密に調べたところ、両社に相関関係はない、とした研究結果もあります。

月の満ち欠けなんて私たちの生活に関係ない?

では、月の満ち欠けのサイクルが人間の体調や気分を左右するというのは、単なる迷信や思い込みなのでしょうか。
ただの迷信だとすれば、数多くの科学的でない迷信がすたれてしまった中で、なぜ今も月に関するこのような影響力を感じる人たちが存在し、その力が世界中で信じられているのでしょうか。

地球に一番近い天体、月の満ち欠けが及ぼす影響

人の体調や気分への影響はともかく、月の満ち欠けがこの地球上に大きな影響を与えていることは疑いようのない事実です。
誰もが学校で教わったように、海の潮が満ちたり引いたりするのは、月の引力の影響。
月は地球の周りを約1日かけてまわっているため、ゆっくりその位置を変え続けています。
そして、月に面している海面は月の引力の影響を受けて満ち潮になるのです。
新月と満月の日には、太陽と月、地球が一直線に並ぶため、その引力が大きくなり海面の高低差が大きくなります。

人間の体の約60%は、海と同じ水分でできている

世界中の大海に溢れる大量の水を引っ張って動かしてしまうほどの引力を持った月。
この月の力が、私たちの体に全く影響を与えないというのも不自然かもしれません。
人間の体の約60%は水分です。
引力は目に見えませんが、日々変化する月の引力を、私たちの体が感じていたとしても特に不思議ではありません。
「母なる海」という表現があるように、すべての生物はそもそも海の水の中に生命の起源を持っているのです。

自分の力や意志を超えた大きな力の存在を意識してみよう

私たちの体は機械ではなく、自然の一部

私たちの体も自然の一部です。
日々のスケジュールも行動も、すべて自分でコントロールしている私たちは、普段それをあまり意識することがありませんが。
当たり前のことですが、人の体と生命は、車のように一から人工的に作り上げることはできません。
冬になれば木が枯れて、春になればまた新しい緑が芽吹くように、私たちの体も自然の大きなサイクルの中からしか生まれ得ないものです。

人の体は、毎日コンディションが違って当然

人間の体も心も機械ではない以上、毎日同じコンディションではないのは当然です。
植物が気温や天候、季節など、自然が生み出す環境の変化に応じてその姿を変えるように、私たちも日々さまざまな変化の影響を受けているはずです。
ただ、現代に生きる私たちは、そんな微妙な影響力に左右されていられないのも事実。
毎朝同じ時間に起きて、同じように仕事をこなす、自分の意志でそうやってすべてをコントロールする力を常に要求されるからです。

すべてを自分でコントロールするのはそもそも無理

でも、やはり私たちはすべてを自分でコントロールできるわけではないことを忘れない方がいいかもしれません。
それを忘れてすべてを自分の力と意志だけでコントロールしようとし過ぎることが、頑張りすぎで疲れてしまったり、結局うまくいかなかったりという結果につながってしまうからです。
自分の都合や意志を超えたところで、何らかの影響を及ぼす大きな存在がある…。
月の満ち欠けのサイクルもその一つです。

休むべき時期には休んで、活動すべき時期に行動する

一日の中にだってサイクルがあります。
昼は活動的に動く時間、夜は眠って休む時間。
休むべき時間に無理にがんばってしまうと、結局、本来活動的にがんばるべき時間にがんばれない悪循環を引き起こしてしまいます。
健康的で生産的な毎日を過ごすには、良質な睡眠と休息が欠かせないことは、誰もが認めるはず。
一日の中の昼と夜ほど顕著ではないにしても、例えば一か月の中で、活動的に動くサイクルとゆっくり休むべきサイクルがあって当然ではないでしょうか。

調子が出ないのは、あなた頑張りが足りないせい、ではないかも

なんだか調子が出ない…という日は、あなたの頑張りが足りないわけではなく、今がそういうサイクルだからかもしれません。
一晩くらいならともかく、毎晩徹夜で頑張り続ければコンディションを崩しだけなのと同じように、休むべきサイクルの時に無理に頑張ってもいいことはありません。
必要以上にエネルギーを消耗するだけでなく、落ち込んだり、余裕がなくなって人に優しくできなくなったり…。
そしてさらに落ち込んでしまう、これでは悪循環です。

月の満ち欠けのサイクルを意識することで、視野を広げる

だから、昼と夜を意識するように、もう少し大きなサイクルも意識してみましょう。
それがいい循環を生み出すことにつながるかもしれません。
一ヵ月に近いサイクルで、日々その姿と影響力を変化させる月の満ち欠けのサイクルは、もっとも意識しやすいものの一つです。
毎日の月の満ち欠けの様子と、その日の月が与える影響についてはこちらでチェックしてみてください。


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